口から肛門までは外側です、血液の中に入って初めて意味がある

食べ物の通り道となっている消化管は一本に繋がっていて、口から喉、食道、胃、小腸、大腸、肛門です。解剖学では消化管のことを体外という位置づけでいますので、栄養は血液中に入って初めて体内へ吸収されていくのです。誰もが飲んでいるサプリメントも、血液中にその成分がとりこまれて初めて効果があることで、果たしてとりこまれるサイズにその成分がつくられているかということが問題です。そのような事を考えていると、やはり栄養は食物から摂取することが一番良いということに辿りつきました。

日本で売られているサプリメントのほとんどは、人体が成分を吸収できる繊毛のサイズより大きく作られているといわれています。これから、どんどん進化していくとは思いますが、素朴や素材から遠ざかるものを、安全か正しいかを追いかけていくより、原点に返り、口に入れるものは土や海から採れたもの。と決めておけば何の問題もありません。しかも、旬のもので、そのはしりではない物が栄養も十分に蓄積されていて人の身体にも大きな影響を与えてくれます。

その時大切なのは、自分の住んでいる地域で採れたものが一番身体に合うということです。自然食を自然の中に生きている人間が摂ることは一番の健康に繋がる要素です。身体に合わない物を食べて病院に行き、薬をもらうのは、内臓に余計な負担をかけるだけです。川が蛇行するように、人も自然の流れに乗った生活や食事が一番自分や家族、環境に良い影響を与えるのです。そして、必要な栄養は体内に吸収されて、不必要なものは体外である消化管を通るだけで外に排出されます。

いつまでも綺麗な身体でいたいと願うのは若い女性に限らず誰もが思うことですよね、無理につくった外見よりも、内臓も綺麗なんだろうなと思わせるような人でいたいものです。自然な食事を心がけるだけで、食べることを我慢せずに身体はスリムになり、内臓も美しく若く、肌もきれいになり、無駄なものは外に毎日排泄される。この当たり前のことが日々できるようになれば、その人の持ち味を生かした仕事や遊び、趣味などの才能がぐんぐん伸びます。

可能性が広がるということです。可能性が広がれば、自尊感情が適度にバランスが取れ、上手なコミュニケーションがとれるようになります。こうなるともう食事からかけなはれるようですが、自分の好きな職業、好きな職場が選べるようになるのです。自尊感情の低い人はコミュニケーション能力が低めで、自尊感情が高い人は傲慢なイメージでやはりコミュニケーションが上手にとれません。食事と一緒でバランスが必要なのです。

心の問題はカウンセリングをすることが近道です。しかし、カウンセリングは敷居が高くお金がかかります。そうなると日々の食事で遠からず改善される方がお得ですよね。さあ、良質の栄養を血液中にとりこみ、良質だけど不必要な物質は排出して、内側も外側も健康になりましょう。いくら不要なものは排出されると言っても、農薬たっぷりの不要物では消化管にも悪い影響があるでしょう、そのためにも良質の自然食を口にするように心がけてくださいね。