自分の元気は病院から貰うものではありません、自分で作るのです

病院は、病気になったら人間の身体を治してくれるとてもありがたい機関です。しかし、その使い方を決めるのは自分自身です。少し咳こむ、病院へ行く。微熱が出た、病院へ行く。医者は、患者が来るからそれに応えようとしてくれます。医者が、こんなことで病院来るか?と思うようなことでも、患者が治して欲しいという意思を持って来るから、何かしら手を施してくれるのです。「これくらいで病院に来るな」と行ってくれるお医者さんはなかなかいませんね。たまにめぐり合うと、とても嬉しくなりますし信頼できます。

私たちは、自然治癒力を持っています。熱が出た時は、体内が熱で何かを撃退しているときです。身体の異変を訴えているときです。そんな時もゆっくり時間をとり、自分の身体に耳を傾ければどうして熱が出たのかがなんとなく理解できます。理解できなくても、病院に行き、原因がわかり、熱さましを処方されたら、自分で薬で熱を下げていい状態なのか、自然に熱が下がるのを待つのかを選べばいいのです。病院で、熱の原因が知りたかっただけなので薬は要りませんと言ってもいいでしょう。

病気や体の変調は、ほぼ心の変調だと思ってもいいのです。心がストレスを受けると、自律神経のバランスが悪くなります。交感神経と副交感神経でできている自律神経は、バランスがとれている状態が人が落ち着いている状態です。仕事モードに入ると交感神経が優位になります。休息モードに入ると副交感神経が優位になります。この関係が人にはとても大切なのですが、心に負荷がかかると、交感神経が休息のときも優位になったままで夜が眠れなくなったり体調が悪くなったりします。

さらに、食事も外食や外食的な食べ物ばかりだと、そのストレスを元に戻す手助けにはなりません。ですから、なおさら病院が必要になるのです。これは、川が気持ちよく蛇行しながら流れているのに、人がまっすぐな水路をつくり、それこを流そうとするようなものです。水の蛇行によって豊かだった場所が、枯れたり、土地がやせたりすることが知らず知らずのうちにどこかで起こっていても、水路の場所が美しければ全て良しと思い込むのと同じです。(お金が無いと健康的な生活は送れません!お金ならこちらからがお薦めです→お金を借りるならまずこのサイト

このサイクルは本末転倒です。食事を自然に近いものに戻し、リズミカルな生活を送れば、自然治癒力が高まり、自分の身体は自分で治療できるようになります。その上で、自然界から遠ざかりすぎたことによって起こる病気や痛みを解消してもらうために病院を使うのです。病院ありきの生活は、自然治癒力も小さな力にしてしまいます。本来、人に備わっている力は、利用してこそ価値があります。利用して初めてもっと力を延ばすことができるのです。

その原点は食事にあります。食事の一点を見直すだけで、身体も心もバランスがとれるとすれば、ここを見逃すわけにはいきませんよね。是非、ご自分とその家族の食事を見直してみてください。まずは、手造りの好きなおかずを好きなご飯でたっぷり三食食べることです。今ごろは、三食きちんと食べず、そのストレスを別のもので補おうとして返って太ってしまいがちです。たとえばパン食の日は、マーガリンではなくバターを使ったり、おやつのケーキはホイップクリームではなく生クリーム。

人工的な本物により近いものを食べるより、本物を食べると身体が納得して少量で満足します。まずは手始めに、三食食べたいものを手造りすることを実践してみましょう。最終的には玄米食にまでたどり着くと、面倒は料理が簡素なものになり、玄米を食べることで、たいていの栄養は摂れ、無駄食いが少なくなります。