美味しいご飯を食べていると、心が病む比率もぐんと下がるんです

「ごはんで心のバランスがとれる」ということ、信じられますか?これは本当のことです。特に、家族の健康のために食事を見直そうと思っていらっしゃる方はかなり関係が深いものとなります。シンプルで一番良い食事は、ごはん、おかず、副菜、お味噌汁です。大人の場合は、ご飯の部分を玄米ご飯にすると、確実に健康が手に入ります。ついでに若さも手に入りますが、今回は、心とのつながりに触れてみたいと思います。

家族のために健康なご飯を作りたいと思ってくださった方は、家族とご自分のための食事を作りますよね、その場合、バランスのとれた食事を心がけてくださると思います。そうすると、自ずと手がかかります。自然に近い食品を買おうとか、お味噌汁を作らなきゃとか、その行為や考え方が、家族にとっては愛情となって伝わります。人は、無償の愛情をもらって初めて社会に元気に飛び立てるのです。社会で何があっても、家庭でその愛情が確認できれば、どんな困難があっても、愛情という防波堤に守られて乗り越えられていくのです。

これは、児童心理の世界でも言われていることで、子どもに無償の愛情で接することは、子どもの全てを伸ばし、精神的自立を早め、社会に興味の出る生き生きとした子どもが育ちます。そのためには、親が自立できていないと無理なのですが、この食事の提供ということだけでも大きな力となります。もしも、自分のそばに居る子どもに育てたいと思っている親御さんがいらっしゃるなら、あなたは自立できていません。

自立なんかどうでもいい、とにかく将来子どもに側にいて欲しいと願うあなた。二人ともが不幸な人生を歩むことになることを覚えておいてください。そんなあなたは、生きることの素晴らしさ、充足感、両手で地球を抱きしめたくなるような気持ちになったことがありませんね。精神的自立は、生きているそのものがいとおしく感じ、幸せな気持ちで満たされることです。さらに、どんなことも自分で決めていけることです。何でも人に聞かなければならない生き方は自信に満ち溢れていますか?

自立とは、自分の価値観があり、自分で何事も決められることです。決めかねる難しい問題に直面したとしても、間違いない相談相手を探し出せる人です。簡単にいえば、天変地異が怒った時リーダーシップを発揮するのは詩文の価値観がはっきりしている人なのです。突然の事にパニックに陥り、何もできない指示を待つ人は、自立ができていません。そのような人生は自分でも満足感とはほど遠いものなのです。常に誰かと一緒に居ないと不安な人です。

そして、そのような人同士が徒党を組み、より自信のない人を見つけていじめたりします。精神が不安定だからいじめという行為で自分の立場が誰かよりは上だと確認したいのです。そのような人たちの食事は、安定しているものではないはずです。適度な正義感、適度な柔軟性、適度な悪知恵が人には必要です。そんなバランスのとれた精神を毎日の食事で作ることができるとしたら、学校に行かないかもしれない心配などなくなります。たとえ学校に行かない子どもがいたとしても、揺れ動かない自分になれるのです。

美味しいご飯で、自分も家族も心豊かな精神状態にしてもらえませんか。