自然治癒力を最大限に引き出すのは、やはり日々の食べ物です

人には自然治癒力というすばらしい力が備わっています。それを食事で最大限に引き出し、年老いていき、死ぬ瞬間が来たら、眠るようにスッと死ねます。身体が健康なのですから、気持ちよく死ねるに決まっています。生きているときに元気でいることは、元気に死ぬことが目標と言っても過言ではありません。死ぬことは恐怖ではありませんよね。しかし、死ぬ瞬間はどうかな?と考えた時、やはり苦しんだり痛かったりするのは嫌です。ですから、元気に死ぬのです。

自然治癒力を最大限に引き出すには、体内が綺麗でないといけないですし、無駄な添加物や人工的なものが体内にあったのでは””最大限””には引き出せません。その時のために、日々の食事で最低限の健康を手に入れておきたいと思います。食事は毎日だいたい3回繰り返されるものですね。その食事で、自分に必要な栄養を摂ることで健康になります。人はそれぞれ陽性の身体を持つ人と陰性の身体を持つ人に分かれます。陽性の人は陰性の食物を食べるように心がけ、陰性の人は陽性の食物を食べるように心がけます。

陽性体質の人は、体温が高く血圧も高い傾向にあり、陰性体質の人は、体温が低く手足が冷たいという特徴があります。そして、食べ物もなるべくアルカリ性食品の陰性食品と陽性食品を摂るように心がけてもらいたいと思います。たとえば陽性食品は大根・レンコン・ニンジン・ごぼう・かぼちゃ・自然薯・タンポポ・どじょう・なまこ・塩うに・味噌・醤油・自然塩等です。陰性食品は酢・ゆず・すだち・レモン・こしょう・茸類・生姜・緑茶・コーヒー・なす・ピーマン・豆腐・じゃがいも・トマト・サトイモ・サツマイモ・番茶・ウーロン茶・紅茶・ほうじ茶・大豆・納豆・こんにゃく等々です。

詳しく知りたい方は、是非調べてみてください。人は中庸が一番良いのです。自分の身体を食べ物で中庸に持っていくことができれば死ぬまで医者とは無縁になるでしょう。中庸にある人は体温もきちんと36.5度あります。その時の食べ物で陰に傾いたり陽に傾いたりするそうですが、基本は中庸で、そのような人は元気で明るく、はつらつとしています。できるだけその状態に近づけることで毎日元気に過ごせるということです。

人間にとって白糖は何も良いことは無いといわれています。百害あって一利なしと書いている本もあります。しかしケーキや甘いものはとても美味しいものですよね。そのケーキや甘味物から遠ざかるためには、玄米食が一番です。夏場はお勧めしませんが、夏以外の季節は白米を玄米に変えるだけで、ケーキなどまったく食べたくなくなります。それだけ玄米に脂質が含まれているからです。しかも良質なのですからいうことありませんね。

自分に合った食事で自然治癒力を発揮させ、元気に生きて元気に死ぬ、不安のない人生にしてみてはいかがでしょうか。もちろん、全部を必死でする必要はありません。無理は禁物です。自分のできる範囲で、できる事からはじめるのが一番です。そして、少し疲れたら、外食やジャンクフードもいいじゃないですか。食べられるようなら好きなものを食べてストレスをためないように、徐々に自然食に向かうといいと思います。