毎日の食事と心の関係は、子どもの機嫌で一目瞭然!

朝から和食のご家庭は、その差にあまり気がつかないかもしれませんが、パン食やお惣菜などで済ませている朝食の方は、一度手造りの和食にしてみてください。小学生のお子さんがいるご家庭は特に、子どもの機嫌に差があることに気がつくと思います。子どもですから、朝から白米、おかず、副菜、お味噌汁を食べさせると、出かける前に便も出ます。それから学校に行く子どもは、空まで駆け上がるかのような伸び伸びとした表情で学校へ出かけていきます。

その姿を見る親は、とても幸せな気持ちに浸ります。お母さんも忙しいので、朝からそんなことできませんといわれる方も多いでしょう。しかし、食事はとても大切です。ただひたすら、ご飯、おかず、副菜、お味噌汁を作り続けてもらいたいのです。最低限それだけでも子どもは幸せを感じ取れます。生きていることがすばらしいと感じられる子供になるためには、ご飯は重要です。たまにジャンクフードを食べたがってもいいとおもいます。そんな時は食べさせましょう。

それを喜ぶからといって、そればかりを与えるのは、子どもの本能は嫌がります。しかし、それが口にできないのが子どもです。日頃は和食でおかずに洋食を入れるのがいいですね。ご飯、ハンバーグ、お浸し、お味噌汁といったふうに、おかずの部分を子どもの喜ぶハンバーグやトンカツ、野菜炒め、鳥の照り焼きなどにしてあげると喜ぶかもしれません。しかし基本は和食です。そうするとガッツり系の食事でもカロリーは少し抑えられます。それにお味噌汁が心の安定を図るような気がしてならないのです。

ホッとする食事というのは、子どもの頃からとても大切です。お母さんの手で、ハンバーガーを作ってやるのもホッとする食事となるでしょう。そうすることで、友達たちと食べた時のジャンクなハンバーガーの味もひとしおとなるでしょう。人間は、10歳までに食べた味に将来戻って来るといわれています。10歳まで、にジャンクフードをたっぷり食べていると、年をとってもそれを続けるということです。懐かしい味、食べたい味が、手作りの味なら、中年になっても、働き盛りを超えても、病院のお世話になることは激減します。

病院が完全に信頼できる場所ではないことは皆さんお気づきでしょうか?もちろん命を助けてくれる場所ではあります。しかし、様々なしがらみに負けて、不必要な薬を出したり、医者自身が自分ならこの治療は受けたくないというものを患者には受けさせたり、それは医療が商売になっているからで、しょうがないことではありますが、もっと人として律する気持ちを持ってくれていれば、患者が見えぬ被害者になることはありません。今もらっているお薬は、本当に必要なものですか?

自然体に近い子どものうちに、せめて我が子だけには健康な身体を贈り物として提供したいと思いませんか?子どもを育てる意味は、健康体で元気に社会に飛び立て、社会に貢献できる人材を育てることだと思います。親自信の世話をしてもらうための子育てではありません。親自身も健康なら、何もそんな負荷を子どもにかけなくていいのです。

しかし、そのような方はたくさんいます。”あなたのために”は、結局”わたしのために”の場合が多いものです。子どもが自分の作り上げた環境で、幸せに暮らしていることが一番の親孝行です。親に大丈夫?大丈夫?と心配してくれる子どもが親孝行なのではありません。それではただの依存です。親も子も依存しているからそのような関係が出来上がるのです。親は子どものために淡々と食事を用意し、社会に飛び立つ日を粛々と待ちましょう。